「立ち姿がスッとキレイ」な姿勢美人は憧れです。
姿勢が美しい人はむくんでいない
立ち姿がキレイな方は、インナーマッスル(体の奥で体を支える筋肉たち)がしっかり使えているから、背筋をスッとまっすぐに保てるので姿勢が美しいんです。
姿勢が悪い = 筋肉を使えていない ⇒ 冷え/むくみを感じやすい。そして、筋肉量が少ないのもむくみ・冷えに影響します。
どころで、筋肉が使えているってどういうこと??ですよね。
筋肉と骨
私たち人間の体は、206個ある骨とその骨たちをつなぐ筋肉が動作して、体を動かしています。
全身の筋肉は、ざっくり分けて体の表面近くの筋肉(アウターマッスル)とその奥の筋肉(インナーマッスル)とに分けられます。
インナーマッスルは、体の芯とも言えて、背骨を支えます。
この芯がまっすぐじゃない場合、アウターマッスルが頑張っちゃうから外側の筋肉が鎧のように硬くなります。これが「体が硬い」といわれる状態ですね。
体の硬さセルフチェック
「体が硬い」状態かどうかセルフチェックする方法があります。
足全体のバランス的に太ももの外側が張っている方は、アウターマッスルが硬くなることで外側からまるで鎧のように体を支えて頑張っています。この場合、特に女性に多く見られるのが、体が前のめりに「くの字」の姿勢になってお腹を圧迫して、下腹ポッコリになっているケース。
下腹ポッコリは、腸の動きを妨げて、下半身むくみや便秘になりやすく、肩こり腰痛、生理不順など様々な症状につながっていきます。
年齢が上がると、お尻の形が崩れてきたり、おしっこの悩みに発展することも。
眠っている筋肉を「使う」
アウターマッスルが頑張っている体で特徴的なことが、鼠径部(太ももの付け根)が硬い方が多いということ。施術で触らせていただくと、ウッといううめき声が聞こえてきます。
使えていない筋肉を使うには、使っているゾ、と意識することが大切です。
試しに、お尻に手を当てて歩いてみて下さい。いつもより、歩幅が広くなって、足がススッと出ませんか?それが意識し、使えている状態です。そして、自然と筋肉が動くようになるためには、「慣らし」が必要です。
まずは1か月。
長い時間で染みついた体の癖は、残念ながら一朝一夕には取れてくれないですが、私の経験上では2週間もすると感覚に慣れてきますから、根気よく意識を続けてみて下さい。
少しづつですが、私は体の変化を感じられてきていますが、まだまだ、改善の余地はあるのでこれからも続けて行きます。