モヤモヤ冷え性 チェックリスト

涼しさを感じるようになると、気になってくるのが、冷え

冷えを感じている方は、むくみも発生していることが多いです。

下記に、冷え・むくみを原因とする症状の一部をまとめましたので、チェックしてみて下さいね。

お家で簡単にできる、リンパの流れを促すマッサージも最後にご紹介しています。

□太っているわけではないけれど、ぼやけた印象の脚のラインが気になる
□なんとなく体が重だるく感じる
□夏でも足先や指先に冷たさを感じる、唇の色が冴えない
□ひじやひざがガサガサしている
□踵が硬くなっている
□お腹に触ると冷たい
□気分が落ち込みやすい
□生理痛や生理不順がある
□肌荒れ、ニキビに悩んでいる
□足は冷たいけれど、顔は熱さを感じる

当てはまる項目はありましたか?

体を重たく感じる原因は、不要な水分を体に溜め込み、血液循環が悪くなっているから。
踵が硬くなったり、ひじやひざがガサガサしているのは、循環が悪くなることで、体の隅々まで新鮮な酸素と栄養が行き渡らないから。

ひじ、ひざに限らず、あし全体が乾燥気味だったり、唇がカサついてきたり、指先にささくれが出たりもします。

むくみの正体は“水分”です。水は冷たいですよね。

“むくみやすい”ということは“冷えやすい”とも言えます。

冷えとむくみの改善はセットで行っていくものなのです。
また、むくみは脂肪細胞と同じところに溜まるので、脂肪と水分・老廃物が仲良くなりやすい環境が生まれます。

そのためむくみを放置していると硬い脂肪が付きやすくなり、魔法瓶効果でますます体は冷えを溜め込む状態になって行きます。

 

 

写真のぶつぶつは、脂肪と一緒に老廃物が固まってできた硬い脂肪のかたまり。
あしリンパマッサージでは、溜まった水分を「流す」、固まった老廃物を「ほぐす」、動きが低下した筋肉と皮ふの間を「緩める」などの手技を行います。
施術中は、ほぐす、緩める際に多少お痛みを感じられることがありますが、流れると痛かった場所をほぐしても痛みは感じなくなります。

お家で簡単にできるリンパマッサージ

お風呂に入って、体が温まってきたころが効果的です。
1.深呼吸と肩回し
まずは、息をフッと大きく吐き出してから、お腹を膨らませながら、息を吸います。
自然と次に入ってくる空気は、たくさん吸い込めるようになります。
この深呼吸を10回ほど行います。
ポイントは、お腹をしっかり膨らませて、横隔膜を動かすことです。

そして、肩回しを行います。
肩回しのポイントは、鎖骨が動いていること。
自分の手で鎖骨を触りながら、動いているか確認しながら回してください。
鎖骨の上には、リンパ管の出口があるので、しっかり刺激してあげます。

普段から肩回しをすると、リンパ液の出口が開きやすくなり、よりリンパ液を排出できる体に近づきます。

2.鼠径部のリンパ節を刺激する
足の付け根の前面に掌を当てて、当てた手のひらが肌から離れないように大きく円を描きます。
これも10回くらい。

3.膝の裏のリンパ節を刺激する
膝を立てるように座り、膝裏に両手の親指を当てて、残った指で膝を覆います。
膝裏に当てた親指で、膝裏をぐりぐりほぐします。強さは、痛くない程度に。
10回くらいぐりぐりします。

4.くるぶしとアキレス腱の間を刺激する
両手の中指と薬指を、くるぶしの後ろ側(アキレス腱との間)に当ててぐりぐり円を描きます。
痛みを感じない程度に、10回ほど円を描きます。反対側の脚でも2.~4.を行います。

強くマッサージしてしまうと逆効果になるので頑張らないのがちょうどいいです。

くれぐれも痛みのない程度の強さでやってみて下さいね。
ここまで、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。