「血」の巡りのホントの意味

血の巡りが悪い、私も抱える悩みの一つです。

ところで、「血の巡りが悪い」とは、決して、血液がドロドロという意味とイコールでは無いってご存知ですか。

 

「血の巡り」は、血液の質を指します

高脂血症や中性脂肪による、血液自体がドロドロしていることも血の巡りの悪さですが、サラサラしている血液でも、その「質」が大切です。

血液の中には、赤血球だけではなく、体中に運ぶ栄養と酸素、内臓や脳などへの指令のためのホルモン、水分、老廃物や二酸化炭素も運ばれて行きます。

要るものも要らないものもさまざまに血液の中を通って行きます。

そのため、「質」=「血の巡り」に関係します。

血の巡り

血の巡りには、脂肪やコレステロールの摂りすぎを注意するだけでなく、栄養のバランスの良い食事が大事です。

しっかり中身のある血液が、体を巡る
このことが、「血の巡りの良さ」です。

野菜には、ホルモンの元になるビタミンやミネラル分、食物繊維が含まれていますし、
お魚、お肉には、タンパク質とビタミンが、お米は体と脳を動かすための糖質が含まれます。

さまざまな食材から栄養素を摂ることが望ましいですが、体に良いからと食べ過ぎてしまうのは栄養過多になりますのでご注意を。

例えば、かぼちゃ🎃
甘くてホクホクしていて、スイーツにもなっていますが、1日に食する目安の量は、50gくらい。小2切れくらいです。
糖類の多い芋類も同じ量が目安です。

「過ぎたるは及ばざるがごとし」のように、
多すぎる栄養は、体が吸収しきれず中性脂肪として体に蓄積されます。

 

ストレス改善によく眠る

そして、ストレスも血の質を下げる原因です。

 

ストレスの改善に一番効果があるのは、十分な睡眠です。

よく眠れた日は、体も頭もすっきりして、気分も爽快!というご経験ないですか?

お試しに、1日だけでもよいので夜10時から寝てみて下さいね。

 

脳がしっかり休まり、体のエネルギーも養生されるのでストレスへの耐性がアップ!
血の巡りで栄養が届いて、老廃物もしっかり回収され、気=エネルギー「元気」が巡ります。

血液の質に着目して、食事や運動に気を付けて、自己治癒力のある体を目指しましょう。