肩の力を抜きましょう

「肩の力を抜きましょう」って、
思考を楽にするとか
身構えないで的な
精神的な意味で比喩に使われますが、本物の(体の)肩の力を抜く方法がよく分からない時がありませんか?

肩が上がっていることはなんとなく分かるけど、どうやったら下がるの?

力が入っていない時ってどうだったかな?と感じる、いっぱいいっぱいな瞬間。

そんな時に肩だけマッサージをするとかえって辛くなって疲労感が増して、ダウンしちゃう事が間々あるのは、きっと私だけではないと思うんです。

そんな時には、腰まわりを動かしてから肩の処置をすると楽になれます。

肩が辛いとのご相談の時でも、必ず腰を確認してケアすること。指圧専門学校では、先生方から何度も指導をいただきました。理由は、肩と腰(背中)は筋肉が繋がっているから。腰からゆるめてあげると肩の張りもゆるみます。反対に肩だけゆるませると、腰は硬いのに肩周りは柔らかくアンバランスな状態になって、却って悪化させたり、違う場所が痛くなったりします。

無理のない範囲で、腰を後ろに反らしたり、お腹をゆっくりひねったり。
ゆっくりやる事が、状態を悪化させないポイントです。
例えば、ヨガの運動だと無理のない範囲で体を伸ばせて気持ちがいいですよね。

起床後すぐにストレッチすると体がまだ眠っているので、痙攣(つる)したり、筋肉痛の元になったりしますので、ゆっくりゆっくりと、でお願いします。