腰痛の原因の8割は

 

腰が痛い、というと腰を痛めているのかな、って思いますよね。

しかし、その痛み、本当に腰を「痛めて」いるのでしょうか?

腰痛の原因の約80%※は、
原因不明
であることをご存知ですか?
(※70~85%くらいと言われています)

 

 

しびれや麻痺などの神経の症状がなくて、
腰のあたりに痛みを感じて、
どこが痛みの原因なのかが分からない腰痛が80%程度を占めるそうです。

この原因不明の腰痛には、ぎっくり腰や、
長時間同じ姿勢をして筋肉が強張って感じる痛み、
寒さで筋肉が硬くなって神経が刺激されて痛みが起こるなども含みます。

近頃は、巣ごもり生活による運動不足で
腰を支える筋力が弱って起きていることも原因として多いと言われています。

通常は、十分休む、ストレッチをするなどのセルフケアをしていれば
痛みは軽くなりますが、休養がとれなかったり、
毎日同じ姿勢を繰り返すなどしてクセになったり
ストレスなどの心理的要因があると長期化することもあります。

 

また、腰の痛みには、内臓の病気や骨の病気、
生理痛による影響のものなどさまざまな原因が考えられ
対策をしているのに長期に改善の兆しがない場合や
夜寝ているときにも痛い場合には、
そういった疾患が隠れていないか確かめる必要もあることを覚えていて下さいね。

例えば、腎臓の病気でも腰は痛くなります。
腎盂腎炎という感染症は、
膀胱炎がきっかけで発症する例が多く若い世代(20~30代)の女性に多く見られます。

腎臓は、体の老廃物をキレイにしてくれる大切な臓器です。
ここの働きが弱くなり長期化すると肝臓にも影響が出てきます。
肝臓も老廃物をきれいにする仕事をしています。

どちらも体のお掃除をしてくれる大切な臓器で、
これらの臓器が弱ってくると
疲れやすかったり
イライラしたり
思考がぼんやりしたり
眠れなかったり
と日々の生活に影響が出てきやすいです。

 

腰痛に限りませんが、普段から適度な運動やストレッチ、バランスの良い食事、十分な休養を取ることが大切!ですね。