リンパケアをする5つのメリット
リンパケアをすると良いことがたくさん。
これだけはお伝えしたいポイントをご紹介します。
●内側からお肌がうるおう
あしのリンパマッサージが全身のリンパ循環に働いて隅々まで栄養・酸素が届くようになるから、内側からお肌が潤います。キメが整うことで、透明度も増します。
●むくみ・冷えの改善
溜まっているリンパ液の排出をマッサージで促し、お背中のケアも行うので、冷えを呼ぶ余分な水分が体から出て行きやすくなります。
●むくみの固定化を予防
冷えているといろんなものが固まって流れにくくなりやがて定着します。マッサージで流れを良くして硬く固まることを防ぎます。
●幸せホルモン、バンバン!
お肌に直接ゆっくり触れると、リラックスしていいよ~というサインが脳に伝わり、幸せホルモン(セロトニンとオキシトシン)の分泌が促されます。
良質な睡眠や心の落ち着きといった効果が期待できるだけでなく、自分がリラックスしていると周囲にも伝わり、相互に幸福感が増す作用があります。
●気持ちが前向きになる
肌に直接マッサージを受けると神経の興奮を鎮める効果が高いため、脳のデトックスが行われます。グルグル巡っていた考えの渦がリセットされ、スッキリします。
リンパ液を作るマッサージ
リンパ液が流れるリンパ循環は、老廃物を体の外に排出する大切な器官です。
リンパ液は、リンパ管と呼ばれる管に体液が取り込まれることで生まれますが、この”取り込まれる”というのがポイント。リンパ管の入り口は、お肌と筋肉の間、体の表面近くにあり、起始リンパ管と呼ばれています。
起始リンパ管は、細胞同士がくっつかずに重なっているだけです。この入り口の細胞についている紐がマッサージによって引っ張られてできる隙間から体液がリンパ管の中に流れ込み体外に排出されます。
リンパ液を作るために、ゆっくり肌を動かすマッサージを行います。
特徴的なマッサージ
当院で行うリンパマッサージは、医療用リンパドレナージを応用し、体液をリンパ管に取り込みやすくしてリンパの流れを活発にするマッサージです。
体の中で使い終わったさまざまなものを運び、下水管にたとえられる「リンパ管」。
リンパ管を通って回収されるまでに掛かる時間は、半日~1日程度。血液は50秒ほどで体を一周するので、その流れがゆっくりであることが分かります。
この流れに合わせた優しいゆっくりとしたリズムのマッサージが、溜まったむくみをリンパ管の中にリンパ液を流し込みます。
そして取り込んだリンパ液が体の外に出せる力を高めるため、お背中の施術も行います。
冷たいから溜まる、の悪循環を断つ
どんなものでも固形物は流れにくいですよね。冷えているといろんなものが固まって流れにくくなります。
温かいものが冷たいものに触れると熱が奪われ、冷えてその場に滞留します。元からあったむくみに、後から加われば、むくみは蓄積されて行きます。
その悪循環を断つには、余分な水分を流すこと。
湯船に浸かり体が温められると、体の力が抜けて、ホッと一息、心が緩むように、冷えたむくみをお掃除すると温かな流れが巡るようになり、心も緩めてくれるのです。
緩めて流し整える
溜まった冷たい水分が出ていくと、体も心も緩まり柔らかくなってきます。
不調を感じている時は、体も心も緊張して硬くなっています。それは、ストレスに対抗して頑張っている証拠。
しかし、頑張り続けると”緩む”タイミングを失います。
柔らかなゴムが伸び縮みして衝撃を吸収できるように、体も心も柔らかくあることでストレスや不安に負けない準備が整います。
保つ
生活のスタイルや習慣は人によって違うから、現状に合った出来ることを第一に、取り入れていただきやすいセルフケアをお伝えしています。
現状をいったん整理して、あふれているものを手放し、不足しているものを補えるように食事や簡単な運動法、セルフケアのコツなどを状態に合わせてお伝え致します。