対策してるのに、むくみが改善しない そんな時
むくみの意外な原因が隠れているかも?しれません。
1.水の飲み方
●朝、水を飲んでいない
目覚めの一杯、コーヒーは美味しいですよね。紅茶でもお茶でもですが、それらを口にする前にちょこっとだけでもお白湯を飲んでみてください。変化があるかもしれません。
●お水は少量をこまめに
お水をよく飲むほうがむくみに良いとご存知の方も多いのではないでしょうか。
水分不足がむくみを強めますが、その飲む量にもコツがあります。理想は、1時間に100cc程度。
一度にたくさんの量を飲むと、吸収しきれずにそのままお小水として体外に出ていき、体内水分量が上がりません。
腎臓にも負荷がかかり、かえってむくみの原因にもなることが分かっています。
2.冷たい飲み物が好き
飲み物、食べ物が冷たいと、胃腸が冷えて動きが鈍くなります。するとお腹がむくむのです。
いわゆる腸のむくみです。
腸もむくむんです。
お腹がむくむとリンパの流れにも影響します。全身の多くのリンパ管はお腹の中を通ってリンパ管の出口にたどり着きます。お腹がむくんでいるとリンパの流れが低下して排出が上手にできなくなるので、下半身に水分が溜まってむくみになります。
そして、腸のむくみ(働きの低下)は、全身のパフォーマンスにも影響します。
腸脳相関が知られるようになってきていますが、まさにそれ。
腸で作られるホルモンの1つに幸せホルモン・セロトニンがあります。腸内細菌の働きが鈍りセロトニンの生成が下がったら・・・気持ちが落ち着かず、感情を抑えることが難しくなるそうです。
どうも頭がすっきりしない、イライラするなぁと感じる場合には、おなかやみぞおちに手を当ててみてください。
冷たく感じられるなら、温かいものを意識して摂ってみると、気持ちに変化が出るかもしれません。
3.夏場の冷房と酷暑
秋冬の季節に加湿器を使っている方は増えてきていると感じていますが、夏場のクーラーのきいた室内では、使用されている方は少ないかもしれません。
実は、酷暑により、私たちが必要とする飲水量は一昔前に比べて1リットルほど増えているそうです。
夏の間に多量の汗をかき体内水分が少なくなった状態で迎える秋から冬の乾燥の季節。気温が下がっていることでのどの渇きもさほど感じにくいところ。
無意識の水分不足が影響して滞り=むくみになっているかもしれません。
特に冬場は、腎臓は損なわれやすい(弱りやすい)と東洋医学では考えられています。むくみの改善には夏場が良いと言いますが、現代の夏は水分補給と体を必要以上に冷やさない対策が肝要かと思います。

4.寝不足
寝不足は、体の不調のいろいろな原因になりますが、腎臓の機能も弱らせます。
体は、寝ている間に傷ついた組織を修復するのですが、短い睡眠では修復が追い付かず交感神経が過剰に活性化したり慢性的な炎症を引き起こし、腎臓への血流低下や組織の損傷を招きます。
それにより、腎機能が低下し、水分代謝が下がってむくみになることがあります。
疲れているなと感じるときは無理をせず、睡眠を整えるとむくみが引くことがあります。スッキリ眠れたなぁという日は全身が軽かったり、あしの軽さを感じることが無いでしょうか。それがむくみが改善された時の感覚です。
ちょっと補足
夜間トイレに起きてしまう場合、寝ている間、お手洗いに起きなくていいように利尿作用のあるホルモンの分泌は控えられる仕組みですが、何かしらの原因でそのホルモンの分泌量が下がり、日中と同じようにお手洗いに行きたくなって目が覚めてしまうそうです。すると寝不足から疲れを感じやすくなります。
また、腎臓・肝臓機能の疲労や過労も考えられますが、あしにむくみがある場合には、着圧ソックスが役に立つケースもあります。これはあしの静脈の機能が下がっていることでおこるむくみが、横になることで心臓に戻りお小水が増えるからです。着圧ソックスを日中履くことで、足にむくみが溜まることを防ぐ処置です。
なお、慢性的なむくみの場合には、心臓や腎臓、肝臓の病気のサインであることもあります。
長く続くようであれば、一度専門医の診察を受けてみることもお勧めいたします。
既に科学的にエビデンスの出始めていることもあります。
ともあれ、まずは、自分の生活習慣を知って対策をとる。
敵を知り己を知れば百戦危うからず
むくみの原因は人それぞれ、その時々。
上手に付き合いたいものですね。

