私の夢は、リンパ浮腫を根本的に治療すること。
医師ではない私がこんなことを言うのをためらいますし、不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうか、救急車は呼ばないでください(^^;)
治せるようになる―そのためにまず考えたことは、ご自宅でのホームケアを楽しく、手間を少なく行えるようにできるか、ということでした。

自分が同じことをしたとき、毎日ケアを続けることは大変で楽しく思えなかったし、寝てる間もリラックスできなかったから、手間を少なく楽しくできるホームケアを提供したいと考えていました。
ホームケアに注目する理由は、2つ。
・脂肪浮腫にならないようにする
・免疫力を維持向上する
リンパ浮腫が進むと多くの場合、「脂肪浮腫」へと変わっていきます。
脂肪浮腫では、脂肪がたまります。リンパ浮腫は水分が溜まります。
たとえリンパの流れが改善されても、溜まった脂肪を減らすことは非常に困難です。
だから、溜めないように。
そして免疫力の維持・向上は、合併症への対抗と改善する力の確保です。
正直に、改善するときにお体やお気持ちの状態によっては、激しい反応が起こることがあります。治療へ順応する可能性は、その時の状況状態にも左右されるのだという例を少なからず見て参りました。
リンパは免疫システムです。日々を楽しく過ごし、睡眠の質を上げることは、リンパ浮腫症状の改善のみならず、病気抵抗性にも必ず貢献してくれます。

勤めていた専門治療院は、弾性着衣の付け心地や特徴など体験できることは、自分自身で体感することが一番という方針でした。
それに倣いまして、ならばできるたけ体験してみようと思い実施してみました。
セルフマッサージ、スキンケア、朝から退社時間までストッキングを履く、蚊に刺されても掻かない、夜食は避ける、夜間の圧迫など。エアボは持っていなかったから包帯で代用しました。
わたし自身、とてもむくみやすい体質です。
リンパ浮腫のデイリーケアは、わたしの生理的なむくみも抑えてくれました。けれど圧迫するよりも、マッサージよりも、効いたなと思うことがありました。
何の心配もなく、楽しく過ごして、しっかり寝る
これが一番でした、わたしには。
リンパ浮腫のお客様では、がんの再発や別の後遺症、別のご病気で入院される方もいらっしゃいます。
発症後の入院体験談ですが、入院中は特に何もしなくても、あるいは、弱い圧の包帯でも浮腫が引いていたそうです。
ある程度病期が進むと難しいかもしれませんが、可逆期中なら可能性はとても高いと思っています。
リンパ浮腫は、発症しない方もいらっしゃれば、がん術後10年で発症される方もいらっしゃる、まだ謎の多い領域。
分かっている幾つかのことは、
発症後何もしなければ、進行&重症化すること。
可逆的な時期(まだ元に戻れる可能性が高い時期)と不可逆的な時期があること。
適切な介入と早期発見・早期治療で、重症化を防ぐことができること。
早期の介入によって生活の質が大きく変わる病気の一つであること。
一度発症すると根治方法のない慢性的な病気(現状)だということ。
疲れが溜まると悪化しやすいということ。
圧迫しながら関節運動/有酸素運動することがリンパ流を流すのに有効ということ。
圧迫時間と圧迫圧が充足していれば、改善につながるということ。

リンパ浮腫を治せる日を夢見て。


