当施設へご紹介くださる医療機関の方へ
当施設では、医療機関のご協力をいただきながら専門的なリンパ浮腫ケアを行っております。
ご紹介に際し、「診療情報提供書」と、適応のある方は「弾性着衣等装着指示書」を併せてご準備いただけますと幸いです。
弾性着衣等装着指示書について(厚生労働省)
※指示書のフォーマットも上記リンク先にございます。ご参考ください。
診療情報提供書は基本的には貴院の形式で差し支えございません。
また、患者様にご提供しております下記資料がご参考になれば幸いです。
(1)か(2)のどちらか1通ご用意ください。
・診断名
・リンパ節郭清の有無
・手術日
・医療リンパドレナージ施術実施(保存療法加療)に対するご意見
診療情報提供書には、禁忌症*の無いこと、或いはリンパ浮腫治療の療法を行って良い旨の記載の確認をさせていただいております。
リンパ浮腫禁忌症として主に下記の項目を確認させていただいております。
・未治療の悪性腫瘍
・慢性心不全&心性浮腫
・急性の血栓症(下肢静脈疾患)
圧迫療法禁忌として下記の項目を確認させていただいております。
・圧迫用品素材へのアレルギー
・末梢動脈閉塞
・重症糖尿病
・重症心不全
・筋膜上のバイパス手術の既往
・傷病名
・原疾患について
・蜂窩織炎の有無
・LVA手術実施されている場合、手術日と術後のご対応
・医療リンパドレナージ施術実施(保存療法加療)に対するご意見*
・保存療法の注意点があれば
・浮腫の特徴などあれば
*診療情報提供書には、保存療法加療(リンパ浮腫治療の療法)を行って良い旨の記載の確認をさせていただいております。
弾性着衣等装着指示書フォーマットのダウンロードは、下記リンクより行っていただけます。
厚生労働省・弾性着衣等装着指示書
弾性着衣の選定や購入について
当施設では、これまでのリンパ浮腫患者様への対応経験をもとに、浮腫の状態だけでなく、ご本人のご要望や生活状況(仕事・趣味など)も考慮し、一人ひとりに適した圧迫用品の選定を心がけております。
豊富な圧迫用品やサポート用品の中から、お一人おひとりの状況に合わせてご提案し、実際に試着していただいたうえで、無理なく継続して装着でき、治療効果も期待できる用品の選定をお手伝いいたします。
装着方法や包帯の巻き方のご指導
当施設では、ご本人様やご家族様を対象に、弾性包帯の巻き方や弾性着衣の適切な装着方法についてご指導し、ご自宅でも適切な圧迫療法を継続していただけるよう支援しております。
弾性着衣を適切に装着することは、圧迫療法の効果を十分に得るために重要であり、浮腫軽減や患者様のQOLの維持・向上につながります。一方で、装着方法が適切でない場合には、十分な圧迫効果が得られないだけでなく、皮膚トラブルや浮腫の悪化などにつながる可能性もあるため、正しい装着方法の習得が重要と考えております。
また、弾性包帯は、浮腫が強い水分貯留の多い時期は、比較的短期間で患肢周径の変化が期待できるため、その変化に適した圧迫療法です。しかし、継続して効果的な圧迫療法を行うためには、適切な圧や巻き方のご本人様やご家族様への丁寧な指導が重要です。
