消化のしくみ

食べたものの栄養が吸収されるのが、どこかご存知ですか?

お腹がむくむと健康もダウン

消化の仕組みを漫然とは分かるけれど、どこだろう?

胃?ではないんです。小腸です。けれども小腸だけでは、食べ物をエネルギーに変えることは出来ません。「消化器」と総称される器官が全部働いてくれるから、私たちは日々活動できます。

これは、蝶

そして、腸=お腹がむくむと、消化・吸収の働きが鈍くなり、栄養を吸収できず、体のすみずみに栄養が行き届かなくなり、お肌がくすんだり、指先が荒れたり、冷えたり、などなど様々な不調を感じるようになります。

消化器ってなに?

消化器とは大まかに、
口(舌、歯)、食道、胃、肝臓、胆のう、脾臓、すい臓、小腸、大腸
を指します。

口で、食べ物を細かく砕いて、唾液に含まれるでんぷんを分解する消化酵素と
よく混ぜます。

胃では、更に食べ物を細かくしドロドロの状態にします。また、たんぱく質を分解する消化酵素で、たんぱく質が体に吸収できるように変化させます。
おおよそ2~4時間食べ物は胃に滞在します。

小腸に入ると、まず胆汁と膵液の消化酵素が食べ物に混ざります。小腸を更に進んで行くうちに栄養素と8割がたの水分が吸収されます。
吸収の働きを行う小腸の長さは6mあり、2~9時間滞在します。

大腸で残りの水分が吸収され、ウンチが形成されます。
大腸には15~30時間滞在すると言われます。

消化→吸収→排出までの時間は

口から入って出口までかかる時間は、24~72時間。
結構、幅がありますね。一般に女性の方が排泄までの滞在時間が長いそう。24時間って、すっごく消化吸収の早い人で、ってことらしいので、一昨日か3日前に食べたものが出てくるんですね~。

そりゃ、便秘になったら、イロイロ辛いわけだー!!

お腹の悩みは辛いね

 

お腹が弱いと下半身がむくみます

むくみの元である、リンパ液を運ぶリンパ管は、ゴールを目指して流れていきます。体のあちこちの表面近くで、リンパ管に回収されたあと、体の深い部分に送られて鎖骨にあるリンパ管の出口(静脈角)に向かって上へ上へと流れていきます。
足からゴールを目指す場合には、お腹を通ります。
お腹にはたくさんのリンパ管が張り巡らされていますが、このリンパ管の動きは蠕動運動やお腹の筋肉の動きに助けられるところが大きいので、消化活動が低下している場合、下半身のリンパ液も堰き止められちゃうので下半身がむくむようになります。

今日は足がスッキリしてるかも~♥なんて時は、お腹もきっと軽いはず。
しっかりリンパ液が流れて行っているからですね。

体調は、その時々によって変化します。お天気によってもむくみは左右されるもの。自分の体調を把握して、上手に自己管理して行けると良いですよね。