近ごろ何にもやる気がしないぃぃぃ。ゴロゴロゴロ…
それ、頭がむくんでいませんか?
頭皮に指先を当てて、頭皮の感触を確かめてみて。
頭皮に弾力がなくてプヨプヨしている感じがするなら、むくみが溜まっていますね。
頭って、案外とむくむんですよね。
施術で触らせて頂いていると、首や肩ががっちり固まっていたり、眼球がパンパンになっていたりされていることが多いと感じます。
私もPCやスマホ見すぎた時に、頭がむくんでいるな、と思います。
頭もむくむの?
そう。お顔がむくむように、頭(髪の毛の生えているエリア)もむくみます。
お顔も頭も同じ頭部。
酷くなってくると、舌もむくんで、舌に歯型がつくようになることもあります。
しかし、頭部のむくみは一時的なものが多く、また頭部のリンパ管には、リンパ液の逆流を防止する「弁」がついていないので、通常は重力や血流でリンパ液はスムーズに流れていきます。
なぜ、むくむ?
考えられる理由をいくつか上げてみました。
1. 飲みすぎ
お酒をいっぱい飲んだ次の日は、仕方ありません。むくみます。
これは、頭部だけに限らず、全身にむくみが起きていると思ってください。頭部までむくみがでるなら、むくみ度は高いと考えられます。
アルコールは、血管を広げる作用があります。血管の隙間から染み出た水分は、リンパ管や静脈に回収されて行きますが、多くのアルコールを飲んだ場合は水分の処理が間に合わず、回収しきれていないのでむくみます。
解決方法:少しずつ水を飲んで、肩回しをして時間が解決してくれるのを待つ。
2. 食べ過ぎ
食事に含まれる塩分によって、体に水分が溜め込まれます。この場合も、全身がむくんでいる状態です。
解決方法:少しずつ水を飲んで薄めの味付けの食事を選び、時間が解決してくれるのを待つ。なお、塩分の強い食事を引き続き摂るとむくみは長引きます。
3. 疲労がたまっている
体の疲れやストレスが続くと、自律神経が乱れて脳が疲れてきます。
脳が疲れると頭の筋肉が硬くなります。それにより局部的な血流不良やリンパ液が滞り、むくみが現れます。
脳の血流も下がっているので、脳が酸欠状態になり「なにもやる気が起きない…」状態になります。
解決方法:寝る。潮風にあたりに行く。山でハイキングをする。マッサージを受ける。温泉でのんびりする。
そう、つまり、ストレス解消が一番効果的!
4. 考え過ぎ
体の疲れと同じように、脳の疲労もあります。難しい経理計算や公的文書を読むだけが考えるではありません。
「あの人なんであんな表情したのかしら?」考えても答えの出ない当てのない自分への問いは、考え過ぎです。
考えても「ま。分からん。分からんことは考えない」これが一番♪
解決方法:寝る。作業に没頭する。カラオケに行く。のんびりお風呂に入る。5分だけ何も考えずにぼーっとする。
考えないことをするのが、効果的。
5. (稀だけど)病気になった
降圧剤を飲んでいらっしゃる場合でもむくみが頭部や舌に現れることがあります。そして、心臓や腎臓の慢性的な病気が隠れている可能性もないわけではありません。舌もむくむ、頭痛やめまいなどの症状がある、または、むくみが10日以上引かない、という場合には医師に相談なさってください。
解決方法:おかしいなと思ったら、専門家に相談してみる。
むくみを早く取りたい
一時的なものとはいえ、明日からやる気をだしたい。
そんな時には、肩周りのストレッチをしてみてください。
鎖骨の窪みには、リンパ管の出口があります。
そこの流れを活発にしてあげると、リンパ管の流れが良くなります。
また、首の横サイドを掌で優しく撫でてあげるのも、リンパの流れを良くします。
やさーしく、がポイントですよ。
まとめ
以上に挙げた理由以外にもむくみにはいろいろな種類や原因が隠れていることがあります。
何日も続くようなら、本当に一度お医者様にご相談くださいね。
どうしても体を動かしたくない(笑 というならば、全身の流れを改善し、流れのつまりを取る「癒しケア」もスッキリさっぱりしますよ。
施術後は、お手洗いを使われる方が多いので、余分な水分もスッキリ流れて行ってくれていると思います。
さてさて、ゴールデンウィークも終盤。ここから夏休みまでは、長い道のりです。特に6月は祝日が無いからか、長く感じますね。頭の息切れにご注意ください。