まだ分かっていないもの

目には見えない

赤外線、紫外線とは、目に見える赤い光と紫の光の波長の「外」の光のことを指します。
私たちの目には見えないけれど、存在するものとして一般的に認識されていますよね。
科学的に証明もされていて、肉眼ではない方法でその存在を目にすることができます。

光以外にもそんな存在はあるのでしょうか?

ある、と考えているタイプです。
人間は、「体」という入れ物に「精神・魂魄」が入っていると思っています。

精神は「心」とほぼ同じ意味だと捉えていますが、
心は、目には見えません。

けれど私たちは、その存在を知っています。
“気持ち”というものがあって、いい気持ち、嬉しい、悲しいなどを感じられます。

ココロに心地いい

しかし、私が感じた気持ちをそっくりそのまま他者に感じてもらうことは、とてもハードルの高いことです。

長年一緒に暮らしてきた家族の気持ちでも、
そのものは分からないのです。

 

では、魂魄とは、何か。
何か分からないし、その存在もあるのか無いのか分かりません。
そして、“精神”と区別がつきづらい側面があります。

この区別が分からなかったので専門学校時代の教科書を引っ張り出してきました。
なんとなく自分なりの意見を書いてみます。

東洋医学では、魂と魄の存在があります。
五行色体表という万物を5つの要素に分ける表の中に出てきます。
五神という五臓が関与する精神の働きの項目に表されます。
五臓:肝・心・  脾 ・肺・腎
五神:・神・意智・・志

そう。
精神の働き、なんですって。
だから区別がつきづらいんだなぁ、と感心。

 

精神と魂魄はとても近しいものなんですね。

どちらも目に見えないものですが、精神の不調は病院での診療項目にもあります。

精神に近しい存在とも考えられる魂魄の不調もあって不思議じゃないし、目に見えないものの影響を受けてても不思議じゃないよね、と改めて納得しました。

まだ、魂魄の存在に科学が気付いてないだけ、ってことで
将来は、魂魄もあって当たり前な存在になって、魂魄診療科もできているかも⁉しれないですよね。

 

病と体質の運命

病のケアにはその体の持つ特徴ともいえる体質が重要であると考えています。
占術上、目に見えないものの影響を受けやすい体質というものもあります。

占術で運勢を占うとき、体質は健康を表す重要な項目で幸せになる要素です。

体質は、【生まれ持ったもの】 【生活によって培われたもの】 【性格的な側面のもの】の3つから成り、影響し合って現在の体調が出来上がっていると判断しています。この判定は、オリジナルです。

【生まれ持ったもの】
生まれ持つ体質は、生年月日が大きく影響し運命的なもので、この世に誕生した時の大気の質によるものです。

【生活によって培われたもの】
これは、住環境や食事、気質などの日常生活が影響し、変化しやすいことが特徴です。

【性格的な側面のもの】
生まれ持つ体質に近いですが、名前に深く関わりがあり運命的な側面を持ちます。

 

この中の運命的な体質2つは、この世のコトワリ、魂魄の世界との関わりがあると考えています。つまり、人生の命題に関わる、という見方です。

 

 

目に見えないものの影響を受けやすいことは、その誕生に課せられたものがあって、課題もそれなりに大きめ、と判断してお伝えしています。