前回の「「湿」が呼ぶ体の不調」のおはなしは、私も幾つか当てはまっていて、
湿邪を体に溜めてしまう前に「湿邪を回避する生活習慣」をはじめています。
実は、前回書けなかった、私にとってハードルの高い生活習慣の見直し点が、間食です。
湿熱を溜める間食の習慣
会社員をしていた頃、思考も体力ももたないから、けっこう間食をしていました。
社会人としては、間食は恥ずかしいことだったようで
上司から諫められたこともたびたび・・・
けれどもおかげで何とか仕事を終わらせて。
週末は泥のように眠る。
そんな生活を送っていました。
今思えばあれは胃腸が弱くて、栄養の吸収が上手に出来なくて仕事をするエネルギーが不足していたんですねぇ。
湿熱の症状
若かりし私を助けてくれていたおやつですが、同時に苦しめてくれてもいました。
一日中ずっと食べてたからか湿熱の症状に苦しみました。
ニキビ
火照り
酷い便秘
慢性じんましん
今では対処方法が分かり徐々に体は整ってきているので、悩まない日がやがて来てくれることを期待してます。
体の中で起きていること
間食を続けていると、胃腸が常に働いているのでオーバーロードして熱がお腹に溜まります。
溜まった熱は、体の水分を奪って体内を乾燥させる。胃腸は休む間が無いので熱が生まれる。
そうして、湿熱が溜まります。
だけどね、食べないと仕事が出来ない。起きていられない。気持ちも、体も本当にツラかったです。
ともあれ今は、湿邪に襲われないように胃腸を労わります。
2022年5月20日追記
お砂糖を食べることで、「糖反射」と呼ばれる現象が起こるそうです。
糖反射は、胃に糖類が入ると腸の蠕動運動が一時的に停止する(最大1時間程度)ことだそうです。東京大学の研究により実証された生理現象の様ですが、その機序はまだ解明されていないそうです。食べ物の貯留時間が延びるということで、胃腸の負担も上がるそう。
今年に入ってから、あまり間食を食べなくなり、便秘やじんましん、肌荒れなどがかなり軽減してきました。
意識して食べなくなったわけではないので、ありがたいことです。
でも、たまに食べちゃうし、ほどほどにできなくて反省することもあります。